眼瞼下垂(症状・種類)

まぶたが重い…
夕方になると目の奥が痛くなる…
その症状、眼瞼下垂かも?

眼瞼下垂とは

眼瞼下垂とは、簡単に言ってしまえば、まぶたが上がり難い状態をいいます。眼瞼(まぶた)が、下垂(垂れ下っている)状態のことをいいます。以下のように軽度〜重度まで分類されます。

眼瞼下垂の症状があると、目が明けづらいだけではなく、いつも眠たそうな印象をもたれたり、自覚症状としては、夕方になると目の奥が痛くなったり、肩こりや偏頭痛がひどくなったりします。

まずは、眼瞼下垂がどういう症状なのか、なぜそんなことがおこるのかなど、眼瞼下垂の基本を見ていきましょう。

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眼瞼下垂の症状

眼瞼下垂の症状には次のような症状があります。

見た目の眼瞼下垂症状

  • 二重の幅が変化する(一重が二重になる、二重の幅が広くなる)
  • 上まぶたの上がくぼんでくる
  • 三白眼(眼球の下の白目が見える)になる
  • いつも眉毛をあげている(額にしわができやすい)
  • いつも顎を上げている

眼瞼下垂の自覚症状

  • まぶたが重い
  • 夕方になるとまぶたが開かない
  • 目の奥が痛い(眼瞼挙筋を余計に収縮させているため)

眼瞼下垂で睡眠障害!?

眼瞼下垂になると、まぶたが開きにくくなるため、その補助的な手段として額にしわを寄せて眉毛を上げてまぶたの皮膚を引き上げることで、まぶたを上げようとしたり、まぶたが開きづらいので顎を引き出して下目づかい前をみるなどがありますが、この補助的な手段は肩や首の筋肉を酷使してしまうことになるため、偏頭痛や肩こりを引き起こすことになります。

もうひとつの補助的な手段として、眼瞼下垂(腱膜性)になると、まぶたを開く主役である眼瞼挙筋が充分に働かないため、もうひとつのミューラー筋を収縮させることによって、まぶたを開こうとします。

ただし、ミューラー筋は自律神経(交感神経)支配のため、ミューラー筋がつかわれることによって、体が常に緊張状態になり、自律神経の過度の緊張から、睡眠障害や、不安症、緊張症などの自律神経失調症を引き起こしてしまう場合があります。

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まぶたの構造

眼瞼下垂について、いろいろ見ていく前にまずは、まぶたの構造を理解しましょう。 まぶたの構造を理解することで、眼瞼下垂への理解や、治療を受ける際に正しい治療を受けることができているのかを判断する助けになります。

■まぶたの開く仕組み
まぶたは、主に眼瞼挙筋が収縮することによって、瞼板が持ち上げられて開きます。

まぶたを開く仕組み

まぶたは、主に眼瞼挙筋が収縮することによって、瞼板が持ち上げられて開きます。

眉毛(びもう)

まゆ毛のことです。

睫毛(しょうもう)

まつ毛のことです。

眼輪筋(がんりんきん)

目を閉じる際に使われる筋肉です。

瞼板(けんばん)

まぶたの縁の裏側にある少し硬い軟骨のような組織です。 この瞼板(けんばん)と、眼瞼挙筋がしっかりと結合していることが、まぶたを開く動作には非常に重要です。

眼瞼挙筋(がんけんきょきん)

まぶたを持ち上げるための筋肉です。 この筋肉が収縮・弛緩することで、まぶたが開いたり閉じたりしています。眼瞼挙筋は途中から瞼膜と呼ばれる膜洋の腱になり、瞼板に付着しています。先天性眼瞼下垂の場合には、この筋肉の動きがよわかったり、機能していない状態が多くみられます。

ミューラー筋

本来の役割は、まだ解明されていませんが、眼瞼挙筋の緊張度を感知するセンサーとして働いているとみられています。 眼瞼下垂(瞼膜性)になると、このミューラー筋を収縮させて瞼板を引き上げようと補助的な手段として動作します。ただし、ミューラー筋は本来、まぶたを持ち上げる筋肉ではないため、このような補助的な動きをすると、一見関係のなさそうに思える、動機や睡眠障害、不安症や緊張症などの自律神経失調症を引き起こす原因になります。

挙筋腱膜(きょきんけんまく)

眼瞼挙筋と瞼板をつなぐ組織です。 眼瞼挙筋が途中から腱膜という膜様の腱になっています。

虹彩(こうさい)

角膜と水晶体の間にある薄い膜。瞳孔の大きさを調節して網膜に入る光の量を調節する役割をもっています。

瞳孔(どうこう)

虹彩によって囲まれた、光を通す穴。

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眼瞼下垂の種類と原因

ではどうして眼瞼下垂になってしまうのでしょうか。 眼瞼下垂は、先天性の場合と、後天性の場合で原因が異なります。

先天性眼瞼下垂

先天性眼瞼下垂とは、生まれつきまぶたを挙上する眼瞼挙筋の働きがよわかったり、全く機能していない場合に起こります。生まれたときになかなかまぶたが開かないことで気がつくことが多いようです。

はっきりとした原因は解明されていませんが、家族のだれかに眼瞼下垂の人がいた場合に発生する場合もあるようですが、家族に眼瞼下垂の罹患歴がない場合でも発症するケースが多くあるようです。

先天性眼瞼下垂の治療方法は、眼瞼挙筋の機能がどれくらい残っているかによって変わってきますが、共通していえることは先天性眼瞼下垂の場合、あまり大きく目が開くようにしてしまうとまぶたが閉じなくなってしまう可能性があり、まぶたが閉じないと角膜などを傷つけてしまう可能性がありますので細心の注意が必要です。

先天性眼瞼下垂の治療方法

  • 挙筋機能が残っている場合:挙筋前転法・挙筋短縮法
  • 挙筋機能が残っていない場合:挙筋吊り上げ法(腱膜移植)

※挙筋機能とは:まぶたを開ける眼瞼挙筋の機能が残っているかどうか

後天性眼瞼下垂

後天性眼瞼下垂は、ほとんどが腱膜性眼瞼下垂症ですが、その原因によって以下のように分類されます。

神経原性眼瞼下垂症(しんけいげんせいがんけんかすい)

まぶたを挙げる神経の障害(動眼神経麻痺や脳梗塞後遺症など)

筋原性眼瞼下垂症(きんげんせいがんけんかすい)

腫瘍性病変・筋肉自体がこわれてしまう病気。(筋緊張性ジストロフィーや重症筋無力症など)

老人性眼瞼下垂症

加齢変化によって生じる筋力の低下や、皮膚の弛緩など

外傷性眼瞼下垂症

白内障・緑内障の術後や事故など

腱膜性眼瞼下垂症

まぶたを擦る行為(化粧を落とす・アレルギー(花粉症やアトピーなど)・テレビゲーム・コンタクトレンズの長期間使用など)で 瞼板と腱膜のつながりが外れてたり、伸びてしまうことで、眼瞼挙筋のが収縮しても、その力が瞼板に伝わらず眼瞼下垂になってしまった状態。

先天性眼瞼下垂の治療方法は、眼瞼挙筋の機能がどれくらい残っているかによって変わってきますが、共通していえることは先天性眼瞼下垂の場合、あまり大きく目が開くようにしてしまうとまぶたが閉じなくなってしまう可能性があり、まぶたが閉じないと角膜などを傷つけてしまう可能性がありますので細心の注意が必要です。

後天性眼瞼下垂の治療方法

まぶたを挙げる神経の障害(動眼神経麻痺や脳梗塞後遺症など)、筋肉自体がこわれてしまう病気(筋緊張性ジストロフィーや重症筋無力症など)では原疾患の治療にて改善が期待できることもあります。

しかし、薬物治療などで改善が認められない場合には患者さんの状態に応じて手術を行うことがあります。

患者さんの状態に応じて行う治療方法

  • 筋肉を切除しない:挙筋前転法
  • 筋肉を切除する:挙筋短縮法(経皮法/経結膜法)
  • 皮膚のたるみのみの場合:上眼瞼除皺術(老人性眼瞼下垂)

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しっかりと診断を!!

いずれの方法にも、メリット・デメリットがありますので、専門医とよく相談して治療方針を決める必要があります!

一見すると外見だけの問題のように思える眼瞼下垂ですが、その原因によっては重篤な全身疾患の部分症状として生じることもありますので、しっかりとした医師の診断をうけることをお勧めします。

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