品川区 帯状疱疹ワクチンの助成について

 

2023年７月１日より、品川区で帯状疱疹ワクチン接種費用の一部助成が開始されます。

【対象者】

接種時点で50歳以上の品川区民

【助成金額・助成回数】

（１）水痘生ワクチン（ビケン）　　　　　1回あたり　5,000円助成（1回まで）

（２）不活化ワクチン（シングリックス）　1回あたり  10,000円助成（2回まで）

費用助成は(1)、(2)いずれかの接種に限ります。

【接種回数】

(1)　水痘生ワクチン（ビケン）　　　　　1回接種

(2)　不活化ワクチン（シングリックス）　2回接種

不活化ワクチン（シングリックス）の接種間隔

・不活化ワクチン（シングリックス）は、1回目の接種から2カ月経過後に2回目の接種を受けます。

・2カ月以上を経過した場合は、1回目から6カ月が経過する前に2回目の接種を受けてください。

※1回目接種から6カ月を超える場合は助成の対象外となりますのでご注意ください。

【助成開始日】

2023年7月1日

令和5年6月30日以前に接種した場合は全額自己負担となります。

また、自費で接種した場合の償還払いもありません。

【助成の受け方】

ステップ①予防接種予診票のお申し込み

区の助成を受けるためには、区が発行する「帯状疱疹ワクチン予防接種予診票」が必要です。

品川区電子申請サービス、お電話のいずれかでお申し込みください。

💠電話申し込み
☎️03-5742-9152（品川区保健所保健予防課）へご連絡ください。

ステップ②接種予約

予診票が届きましたらお電話でご予約ください。　みやび形成外科　☎️03-5739-0606

ステップ③接種を受ける

接種当日、「帯状疱疹ワクチン予防接種予診票」を持参しご来院ください。

接種後、区の助成額を差し引いた金額を受付でお支払い頂きます。

【ワクチンについて】

水痘生ワクチン（ビゲン）1回接種

◎帯状疱疹発症予防効果

接種後は発症率が、60歳以上で51.3％低下

接種から5年間、発症予防効果の持続が確認されたとの報告

◎帯状疱疹後神経痛（PHN）予防効果

帯状疱疹後神経痛(PHN)発症率が、60歳以上で66.7％低下

不活化ワクチン（シングリックス）2カ月から6カ月の間隔をおいて2回接種

◎帯状疱疹発症予防効果

2回接種後の発症率が50歳以上で約97％低下、70歳以上で約90％低下

2回接種後から11年間の発症予防効果の持続が確認されている

◎帯状疱疹後神経痛（PHN）予防効果

2回接種後の帯状疱疹後神経痛(PHN)発症率が、50歳以上で100％、70歳以上で85.5％低下

 

帯状疱疹は、水ぼうそうと同じウイルスで起こる皮膚の病気で、ウイルスに対する免疫は年齢とともに弱まり、

80歳までに約3人に1人が発症するといわれています。

疲労やストレスなども発症のきっかけになることから、コロナ禍で帯状疱疹の患者が増えているという報告もあります。

ワクチン接種により免疫を強化・発症を予防または軽症に抑える効果が期待されます。

接種ご希望の方はお電話にてご予約ください。