みやび形成外科オフィシャルブログ “みやび道”

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グロスファクター(成長因子)注入療法

Author: 2017年5月2日

グロスファクターによるアンチエイジング

 

当院では、ヒアルロン酸に代わる新しい注入療法としてグロスファクターをイチオシにして多くの方からご好評を頂いており、今回その詳細についてご説明します。

 

1.グロスファクターとは?

 

成長因子または細胞増殖因子とも呼ばれ、体内の細胞増殖を促進する働きのあるタンパク質の一種で、肌などの組織の再生を促す効果があります。

 

PRP(多血小板療法)も自身の血小板の中にあるグロスファクターを利用した再生療法で、アンチエイジングではスタンダードな治療法の一つとなっています。

 

2.グロスファクター注入療法

 

近年人の組織から抽出したグロスファクターを使った製剤が開発され、難治性の潰瘍を治したり、骨の再生を促したりと通常の医療の現場でも使われるようになりました。

 

代表的な成分としてはFGF(線維芽細胞成長因子)があり、皮膚のコラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸や脂肪細胞などを増殖する効果があるため、シワやたるみ・くぼみ・ニキビ跡などの再生治療に使われています。

 

ヒアルロン酸も同じような目的で使用されていますが、大きな違いとしてはヒアルロン酸は吸収されて常に一定の期間で注入し続けなくてはならないのに対して、グロスファクターは自己組織が修復されて再生していくため徐々に持続期間が延びていくという点が挙げられます。

 

注入する場所にもよりますが、ヒアルロン酸が3〜6か月ほどで効果が無くなるのに対して、グロスファクターも初回こそ持続期間が3〜6か月ですが、繰り返して注入することで徐々に持続期間が延びて3回ほどの注入で最長2年ほど持続します。

 

また、極細の針(34ゲージ)で注入が可能なため、内出血のリスクが少なく痛みや腫れも軽度で仕上がりも自然です。

 

特にヒアルロン酸では対処できない溝のようになってしまったシワに対して効果を発揮します。

 

3.PRPとの併用

 

グロスファクターは、PRPやPPPに添加して相乗効果を持たせることも可能です。

 

PRPやPPPがゆっくりと吸収されてグロスファクターを放出する徐放効果により、長い持続効果が期待できます。

 

当院では、PPPを注入する際にグロスファクターを添加して、さらにPRPと併用することで痩けたホホなどボリュームが必要な場合に非常に良い結果が出ており、2〜3回の注入で2〜3年は効果を持続しています。

 

4.リスク

 

問題となるリスクとしては濃度の調整が微妙で,あまり高濃度の溶液を注入するとしこりを形成したりすることで、学会でもグロスファクターによるトラブルが報告されその使用に否定的な意見もありますが、非常に良い結果も多く発表されています。

 

要は過剰な投与を避けて適正な濃度で使用することが重要とされています。

 

当院では注入部位に応じた濃度の調整によりほとんどの症例でトラブル無く、皮膚の下に軽いしこりを触れても表面上に出るような変形の発生は見られておりませんし、そのしこりも徐々に吸収されて元の状態に戻っています。

 

 

グロスファクター注入療法は、使い方一つで非常に有用なアンチエイジング治療ですので、ヒアルロン酸で結果に満足できなかった経験のある方はぜひ一度試してみることをお勧めします。

グロスファクター詳細ページはこちら

水素について

Author: 2015年6月26日

初めまして、みやび形成外科 院長の山田です。
このブログでは、最近のトピックスや様々な施術について実際の所をお伝えしていきたいと思います。

 

今回は水素についてのお話です。

 

最近水素は、某有名女優(藤○紀○)が飲んでいる水素サプリメントとしてテレビでも取り上げられたように水素水や吸引・サプリメント・化粧品など様々な形で提供されるようになりましたが、どんな効果があるのか、またホントに効果があるのか疑問に思っている方は多いと思われます。

 

水素の一番の効果は抗酸化作用で、体に有害な活性酸素を除去してくれる事です。

 

人が生きていくためのエネルギー源は、細胞内にあるミトコンドリアで酸素を利用して作り出されていますが、その副産物として活性酸素が発生してしまいます。活性酸素とは生きていく限り付き合っていかなければならず、紫外線・排気ガス・アルコール・ストレスなど様々な環境下で更に発生が増大します。

 

活性酸素はウイルスや細菌を退治したり、血管を作ったり拡張したりと体に必要な役目も担っていますが、加齢と共に生体内のSOD・カタラーゼなどの抗酸化酵素が減少すると活性酸素が増えすぎたり、金属イオンとの反応で酸化力が増強して細胞や遺伝子を傷つけるヒドロキシラジカル(悪玉活性酸素)に変身します。このヒドロキシラジカルを抑えることが病気予防やアンチエイジングになると考えられています。

 

水素はこのヒドロキシラジカルを選択的に除去し、無害な水として排出します。水素はあらゆる物質の中で最も小さく軽くて拡散性があるため、体の隅々まで届く有用な抗酸化物質で、ビタミンCやビタミンEなどの抗酸化物質とは異なって細胞内の核やミトコンドリアへも簡単に到達できますし、血液脳関門も通り抜けるため脳保護効果も期待されています。

 

水素は最近では抗酸化作用だけでなく抗炎症作用や抗アレルギー作用も報告されており、臨床応用では糖尿病・高血圧・動脈硬化・パーキンソン病・リウマチなどの改善効果が期待されていますので、理想的な選択的抗酸化作用を有する水素を使用した臨床試験が大学病院など様々な医療施設で始まっています。

 

クリニックレベルでは点滴・サプリメントを中心とした治療が行われ、特に疲労回復やアンチエイジングに効果が認められています。

 

私もサプリメントを試してみました。最初は飲んだ次の日が何となく体が軽いような感じがしても気のせいかと思っていましたが、お酒を飲んでも二日酔をしなくなったり、続けていると飲まない日と明らかな差を感じるようになり、これほど早く効果を感じられるとはちょっとびっくりでした。

 

患者さんからは、「風邪を全くひかなくなった」「疲れなくなった」「肌の調子が良くなった」など様々な効果を感じていただいています。

 

水素水はどんなに高濃度でもすぐに体から抜けてしまうようですが、サプリメントは腸で溶けてゆっくりと水素を発生するため、長時間体にとどまって効果を発揮するようです。

 

当院ではまだサプリメントの扱いしかありませんが、更に高濃度で体内に入れることの出来る点滴も準備中です。

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